キャピタルゲイン?インカムゲイン?目的に適った物件の選び方。(その4)

先回は、プラカノン~オンヌット地区では、1ベッドルームを購入する事が望ましい、と説明しました。
キャピタルゲイン?インカムゲイン?目的に適った物件の選び方。(その3)
最近コンド購入のお問合せの中に、「取り敢えず賃貸に出して賃貸収入を稼ぎ、将来的に自分で住みたい。」といったハイブリッドプラン的な要望を良く耳にします。
実際、タイ好きの日本人は非常に多いのです。自由なお国柄、大らかなタイ人、日本人に住みやすい環境、トロピカルな気候、ゴルフパラダイス、ガールフレンド又はボーイフレンドがいる‥等、様々な理由で多くの日本人を惹き付けて止まない魅惑の国タイランド。仕事に一段落したら住んでみたい、と思っている人は多いでしょう。
又、事業に成功したり、株のデイトレードで財を成したり、と最近はかつて無いほどに若くしてファイナンシャルフリードムを手にしている人が増えています。そして、その中には、比較的時間が自由に使えることから、タイにセカンドホームを持とうか…といった羨ましい事この上ない人も決して少なくありません。
上記のように、投資兼セカンドハウス候補、といった目的には、プラカノン~オンヌット地区の1ベッドルームのチョイスが理に適っているのではないかと考えます。
何故でしょうか?
1. 成長余力(=将来性)
日本人居住区ど真ん中と位置付けられるアソーク~オンヌット地区は、商業施設等は既に飽和状態にあります。最近のコンドプロジェクトを見ると、駅近等の利便性の高いところでは、平米単価20万バーツ以上、ラグジュアリー物件では平米30万バーツ以上とかなりの富裕層で無くては買えない価格帯となっています。
駅、商業施設から遠い等の利便性に欠けるところは、20万バーツに届かないプロジェクトは多々あるものの、一流ディベロッパーとは思えない開発業者の手掛けているものが多く、そのブランド力においてはやはり見劣りしてしまいます。当然ながら、そういった物件が将来的に価値を保てるかどうかは大きく疑問の残るところとなります。
一方のプラカノン~オンヌット地区。現状、その利便性において大きく水を開けられているものの、その進化の速さには目を見張るものがあります。目にする高層コンドはここ1~3年でできたものばかりです。若干ローカル色の濃い部分が目立ちますが、つい最近まで外国人などはあまり目にしなかったのが、現在では日本人を含む多くの外国人を目にするようになりました。実際、ヨシダ不動産でもこのエリアの物件仲介が急増中となっています。
商業施設もとみに増え始め、日本食レストランも着々と増えています。
現時点、プラカノン~オンヌット地区では駅近の一流ディベロッパーによるラグジュアリーコンドが平米13~17万バーツ程で購入可能となっています。
成熟期に入ったアソーク~エカマイ地区、発展期にあるプラカノン~オンヌット地区、物件価値、賃貸利回りの成長力もそれに比例することは言うまでもありません。
2. 都心へのアクセス
BTS駅で言えば、プラカノンはエカマイの次、オンヌットはその次、となります。ですので、オンヌットからでもトンローまで3駅、プロンポンまで4駅、アソークまで5駅、とたった10~15分で都心にアクセス可能なのです。
将来的にプラカノン、オンヌット地区も都心部と呼ばれる日が来ても何らおかしくありません。
※バンコク BTS&MRT 路線図
バンコクBTS&MRT路線図
プラカノン~オンヌット地区の潜在力をご理解頂けたでしょうか?潜在力という言葉に既に語弊があるのかもしれません。既にその発展ぶりは多くの人が目の当たりにしているのですから…。
次回は、実際にサンプル物件を抽出し、上記の内容を検証したいと思います。

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