底値買いが狙える優良投資物件(その3)

Noble Be 19(ノーブルビー19)

既に2年以上前から登記、引き渡しが始まったプロジェクトですが、かなりの完成在庫がありました。

隣地のNoble Recoleが先にプリセール販売され、こちらは売れ行き好調だった中、よりグレードの高いNoble Be 19が万を期してプリセール開始となりましたが、こちらはNoble Recoleよりも3〜4割程アップした価格設定、その割高感が祟ったのか売れ行きはあまり芳しくありませんでした。

もっともNoble Be 19は3メートルの天井高等、仕様はNoble Recoleよりもワンランク上となっています。プレセール開始の頃はまだまだコンドミニム市場は活況期だった事もあり、ディベロッパーは強気の姿勢を継続しているうちに、2019年から住宅市場は暗転を始め、2020年に入りコロナ禍に見舞われる中で完成。多くの在庫を残す結果となりました。

立地はBTSアソーク駅から600メートル程と若干距離はあるものの十分徒歩圏内となっており、ソイ19と15の2方向からのアクセスが可能なので便利です。

今年に入り最後の在庫一掃キャンペーンとばかりに、33平米のユニット価格のまま46平米のユニットにサイズアップといったインパクトのあるキャンペーンに打って出ました。

Noble Be 19には、44〜47平米と33〜36平米の大小2タイプの1ベッドルームユニットがあるのですが、小の料金で大が帰るのですから、かなりのお得感があります。


※サイズアップキャンペーン 7.273 ミリオンバーツの小ユニット価格で46.37平米が買えますよ、の広告

これは在庫一掃にある程度寄与するだろうなと見ていましたが、最近になり、サイズアップのみならず、高層階にアップさせる更にお得なキャンペーンを展開。


※サイズアップ+フロアアップのダブルアップキャンペーン

こちらの広告では、10階34.77平米の価格で27階44.55平米のユニットが購入可となっています。

一部のユニットはオンライン販売されていますが、こちらを見ると42階の44.55平米のユニットが8.3ミリオンバーツで販売されています。回数差を考えれば妥当かな?という印象です。


※42階、1ベッドルーム(大)44.55平米、8.3ミリオンバーツ

それにしても見れば見るほど、部屋サイズは46平米にアップと書きながら44.55平米だったり、42階の1ベッドルーム大の価格に対してどの階のどのユニットが基準価格になっているのか分かりません。

「分かりやすく目を惹く広告を載せて問い合わせが来ればこっちのもんだぜ。」ぐらいの、大雑把ないい加減さを感じるのは僕だけでしょうか?

とは言うものの、42階の1ベッドで8.3ミリオンバーツは、平米単価で言えば18.6万バーツ程ですので、プロジェクトのロケーション、仕様を考えれば十分なバーゲン価格かと思います。

Noble Be 19もここら辺が底値買いの最終ステージと見ていいでしょう。

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