2018年後半新規コンドミニアムプロジェクト

新しいプロジェクトを個別に検証する前に、先ずはそのアウトラインを見ることにします。

下の地図を参照願います。


※スクムビット地区、2018年第3&4四半期新規コンドミニアムプロジェクトマップ

計6件のプロジェクトを記していますが、中にはまだ売り出しが始まっていないプロジェクトもあります。

地区別に見ると次の通りです。

プロンポン地区
Noble State Sukhumvit 39(ノーブルステートスクムビット39)
The Estelle(ジエステル)

トンロー〜エカマイ地区
The Strand Thonglor(ザストランドトンロー)
Hyde Heritage Thonglor(ハイドヘリテイジトンロー)
Park Origin Thonglor(パークオリジントンロー)
The Fine Bangkok(ザファインバンコク)

トンロー〜エカマイ地区として理由は、トンローという名を冠していてもどちらかと言えばエカマイ寄りの物件もあるからです。トンローという名前はバンコクにおいて大きなブランド力を有しており、明らかにトンロー地区とは言えない立地でもトンローという名前を付けているケースが目立ちます。

ラマ9世地区のコンドミニアムでもアソークの名前を付けているのと全く同じです。

外国人バイヤーが購買層の中心となる中、ディベロッパーとしては人気の地区名を付けたい思惑が強く出ていますが、ここら辺は注意が必要です。

ザストランドは正真正銘のトンロー地区ですが、パークオリジンやハイドヘリテイジは微妙で、エカマイ地区により近いというのが実情です。ザファインバンコクは正真正銘エカマイ地区となります。

近年日系ディベロッパーが提携しているケースが花盛りですが、今回も半数がそれに当ります。

プロジェクト概要を一覧にまとめましたので、参照下さい。


※2018年第3&4四半期、新規コンドミニアムプロジェクト概要

プロンポン地区のプロジェクトは駅近、トンロー〜エカマイ地区のプロジェクトは駅近又は人気の高い居住地域の要所を押さえており、加えてプロジェクト内容を見ても各ディベロッパーの本気度が伺えます。

次回からは、いくつかのプロジェクトをピックアップして検証を始めたいと思います。

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