タイ不動産市場の動向をレポートします。

現実と分析の狭間で

本日の日経インターネット版で西鉄(西日本鉄道)がバンコクの大手ディベロッパー(記事では中堅ディベロッパーとなっていますが、間違いなく上場大手の一角かと思うのですが)SCアセットとの合弁でマンション開発を行うとのニュースを見つけました。 ※西鉄、タイで分譲マンション開発  出典:日経 同社がスクムビットアソークの一等地でホテルを建設中である事は知っていましたが、コンドミニアム開発にも進出、しかも合弁先はSCアセット。既に多数の現地有力ディベロッパーは日系ディ... もっと読む

2019年のコンドミニアム市場は低迷か?(その2)

前回に続き、バンコクポストの記事に基づいたコンドミニアム市場についての説明となります。 3年以上前から香港や中国からの投資家が増え始めたことに目を付けたディベロッパーは、香港や中国の大都市等で販売を行うようになりました。 香港、北京、上海等の大都市のマンション価格は、既に東京の価格を大きく上回っています。 一般社団法人日本不動産研究所が行なった世界主要都市のハイエンドマンション価格相場調査によれば、東京港区元麻布にあるハイエンドマンションの分譲価格を100... もっと読む

2019年のコンドミニアム市場は低迷か?(その1)

12月11日付けのバンコクポストに2019年の市場予測が掲載されましたが、興味を引く内容が一部ありましたのでご紹介します。 現地外資系不動産大手Colliersによると、バンコクでは2018年1-11月の間に152プロジェクトで合計63,594ユニットの新規発売がありました。この数値は30年間で最高記録との事です。 四半期毎で見ると、2018年第四四半期の新規発売は49プロジェクトで合計23,800ユニットになる見込みで、これはマークしたばかりの第三四半期... もっと読む

2018年後半、バンコクCBDのコンドミニアム市場総括

2018年後半に入りプリセールされたスクムビットのラグジュアリーコンドミニアムプロジェクト6件をピックアップし、その内4件を取り上げて、簡単ではありますがご紹介してきました。 それでは、過去ログ「プリセールラッシュに入る2018年後半のバンコクコンド市場」で書いた通り、今回は、あくまでも私見とはなるものの現状分析を加えて総括していきたいと思います。 先ずは現地主要英字新聞バンコクポストに11月12日付で掲載されたニュースが参考になるので抜粋してご紹介します... もっと読む

THE STRAND THONGLOR ザ・ストランド・トンロー

今回はBTSトンロー駅から徒歩1分、トンロー通り沿いの新プロジェクト、ザ・ストランド・トンローをご紹介します。 ※ストランド・トンロー外観 ※プロジェクト概要 スクムビット通りからトンロー通りに入ってすぐ右手の立地です。スクムビット地区のソイには、アソーク(ソイ21)、ソイ24、ソイ39、トンロー(ソイ55)、エカマイ(ソイ63)といった基幹道路となる通りがありますが、それらの通り沿いの土地はスクムビット通りに準じて地価が高く、道幅が広い事から高層タワーマ... もっと読む

HYDE HERITAGE THONGLOR ハイド・ヘリテージ・トンロー

トンロー・エカマイ地区のプロジェクト、ハイド・ヘリテージ・トンローを見てみましょう。 ※スクムビット地区、2018年第3&4四半期新規コンドミニアムプロジェクトマップ ※プロジェクト概要 このプロジェクトは、プロパティーパーフェクト社(タイ)、グランデアセット(タイ)、住友林業(日本)、3社の合弁事業となっております。 ※ハイドヘリテージトンロー グランドアセット社は、ハイドスクムビット、ハイドスクムビットソイ11といったハイドの名前を冠した2件のラグジュ... もっと読む

THE ESTELLE PROM PHONG ジ・エステル・プロンポン

時間があいてしまい、すいません。 2018年後半のバンコク CBDの新規プロジェクトの概要や価格を検分し、最近の登記前の売り出し物件と比較する事により、現在のバンコクのコンドミニアム市場を考察する、という流れでしたが、前回から20日も経過してしまい、勢いを失った感でいっぱいになってしまいました。 前回のTHE FINE BANGKOKのトンロー&エカマイ地区からプロンポン地区に移動し、スクムビットソイ26の新規プロジェクト、THE ESTELLE PROM... もっと読む

The Fine Bangkok -The First Light from Japan-

前回掲載した6件の新規プロジェクトの中でも、最も新鮮味を感じたエカマイのプロジェクトThe Fine Bangkok(ザファインバンコク)から検証する事にします。 ※ザファインバンコク 前回のブログで記載した一覧からこのプロジェクトの部分を以下に抜粋しました。   このプロジェクトはサンキョウホームタイ法人と京阪不動産の合弁事業ですので、100%日系ディベロッパー資本のプロジェクトとなります。その点では日本の大手ディベロッパー+タイ大手ディベロッパーの合弁... もっと読む

2018年後半新規コンドミニアムプロジェクト

新しいプロジェクトを個別に検証する前に、先ずはそのアウトラインを見ることにします。 下の地図を参照願います。 ※スクムビット地区、2018年第3&4四半期新規コンドミニアムプロジェクトマップ 計6件のプロジェクトを記していますが、中にはまだ売り出しが始まっていないプロジェクトもあります。 地区別に見ると次の通りです。 プロンポン地区 Noble State Sukhumvit 39(ノーブルステートスクムビット39) The Estelle(ジエステル) ... もっと読む

プリセールラッシュに入る2018年後半のバンコクコンド市場

2018年前半は在庫調整で発売を見合わせていたディベロッパーも後半に入り続々と新プロジェクト発表を開始しています。 下図は現地主要英字新聞バンコクポストに掲載されたグラフで、データ元は不動産大手Colliers。バンコクにおける四半期毎の新規コンドミニアムの発売ユニット数を記したグラフです。 ※四半期毎の新規コンドミニアム発売ユニット数(2015年第1四半期〜2018年第3四半期) タイの仏暦表記となっているので分かり難いですが、仏暦2561年=西暦201... もっと読む