プラカノン50階建てコンド『SKYWALK CONDOMINIUM』

前回は、BTS駅プラカノン駅の周辺環境についてご紹介させて頂きました。今回はそのプラカノン駅前にある50階建て超高層コンドミニアム『SKYWALK CONDOMINIUM』をご紹介させていただきます。
24階 40平米 1ベッドルーム
価格 570万バーツ(日本円:1,818万円:10月24日現在の換算レート)
想定家賃 3万バーツ
年収 36万バーツ
利回り 6.3%(表面利回り)
まさに名前の通り、“空中に住む”という感じです。一体何処までタイのコンドミニアムは魅力的になるのでしょうか?
正直申し上げて、この物件が建築中の頃、「プラカノンにこの様な物件を造っても日本人は住まないのではないのか?」と思っていました。というのも、それまでのプラカノンは、The ローカル、という表現がぴったり来る周辺環境で、日本食関連は少なく、買い物も不便、1駅手前のオンヌットで数多く乗車する為BTSに乗り切れない、いった感じのところでした。(こんなときのタイ人は、乗れなきゃ仕方ない、ということで無理に押し込み乗車をする人もいなければ、それを手伝う駅員もいません。皆さん、「次が来るさ。」とのんびりしています。)しかし、日本人にとってはストレスの溜まるところかもしれません。
結果として、私の予想は見事に覆され、
同じ敷地内に立つ、LE LUK

※左がLE LUK
斜め向かい側に立つ、WYNE BY SANSIRI

※WYNE BY SANSIRI
やはり駅前に完成したばかりの、RHYTHM SUKHUMVIT 44

※RHYTHM SUKHUMVIT 44
以上の4件は大好評となり、プラカノンという街にどんどん勢いが出てきました。
日本で営業活動をしてきた感想として、初めてお客様と話すときには、当然のことながら、希望を伺う、駅から何分以内、スーパー近く、日当たり良好、閑静で‥等、様々な要望があるのですが、先ずはどんな土地、もしくは土地柄が良いかが話し合いの大勢を占めます。
しかし、第一希望通りで物件を決められた方のほうがむしろ少ないと思います。
例えば絶対駅徒歩5分以内の条件という方が、駅15分もしくはそれ以遠の物件を購入する。大きく離れることはありませんが、希望外の沿線で購入する。マンション希望だったのに一戸建てを購入する(逆も然り)。‥等といった当初の希望からはかけ離れたてん末をよくよく見てきたのですが、そこには一体何があるのでしょうか?
ずばり、そこには魅力的な建物があるのです。ここに住みたいと思わせる部屋があるのです。
案内を重ねていくうちに、多くのお客様が始める土地の話は影を潜め、「こんな建物がいいなぁ。」なんて話に切り替わっていきます
ある時、それに気付いてからは、条件に見合う物件と共に魅力的な家があれば、希望に無い沿線や、希望より遠い物件も案内リストに織り交ぜるようにすると、最終的にはその物件にて成約ということがよく起きました。
その理由として第一に考えられるのは、良い建物を見てしまうと、その印象が脳裏に埋め込まれ、その後物件を見ても全てその物件との比較となってしまいます。
それと同等以上のものが無ければ、希望外で気に入った物件の生活環境を調べ始めますが、私の営業地域は都心や都心近郊でしたので基本的には不便なわけがありません。その後も購入した場所が不便だなんて一度たりとも聞いたことはありません。
確かに、プラカノンは日本人居住区のエカマイまでに比べると、日本人が生活するうえでは、何かにつけ移動が必要な環境ではありますが、それとて、1駅、2駅のこと。ましてやBTSは概ね駅間1分前後と短い。しかもタクシーを使っても日本円で片道150円もあれば日本人利便地区に行けますし、タクシーで溢れ返っているバンコクでは、流しのタクシーは瞬時に捕まります。SKYWALKは駅から歩いて2,3分ですので、フットワーク良く移動が可能です。
特にそれまで利便性の高いところに住んでいた方は、「ここで暮らしていけるだろうか?」と悩まれると思います。しかし、そこは住めば都なのですね。日本においても同様のことは多々ありましたが、慣れ親しんだ街、慣れ親しんだ道路を歩くことが5分から10分に変わる、慣れ親しんだ買い物環境が変わる、外食も初めて入る店‥等、様々な不安がもたげると思いますが、

人は新たな環境下、新たな生活スタンスをしっかりと作るもの
、ということを結局は学んできた次第です。
SKYWALKについても当初多かった質問は、「日本人はどの位住んでいますか?」でした。
その質問に対して、現在では「たくさんの方が住んでいます。」という返答が出来るまでになり、それがまたプラカノンへの引越しに拍車をかけたのかもしれません。
実際に日本人高利便性地区のスクンビットソイ24からここに引っ越してきた方もいます。
では、この物件の何処が魅力的なのでしょうか?
圧倒的に言えることは、その超高層の存在感、日本的には展望室があるような階数での生活。そして、すぐれたファシリティ。
写真ではうまく表現できませんが、日本ではそうそう住まうことの出来ない豪華物件です。
例えばこの物件において20階といわれれば低く感じるかもしれませんが、日本ではそうはお目にかかれる階数ではありません。
ここから写真で紹介します。

※ 玄関開けるとすぐキッチン
(タイではスタンダードです。)

※ キッチン

※ シャワー

※ 洗面室

※ ホテルライクなBedroom


※ 家具付きクローゼット
ここからファシリティ

※ 展望プール

※ ウォータースライダー

※ 滝

※ 滝ノ下には池。巨大魚が何匹も

※ フィットネスへの連絡橋

※ サロン

※ お子様の遊び場
同敷地内にはモールを建築中で、間もなく完成しますが、日本食関連が入るかは未確認です。入ってくれることを願いますが…。

※ 同敷地内のモール

※ モールはまもなく完成
今までブログに書いてきたプラカノンは、ローカル色が強いとの表現において田舎の印象で捉えた方もいると思いますが、タイ人から言わせると都会中の都会です。
それもそのはず、中心のアソークからたった4駅です。今後の展望としては、この四天王というべき4件に加えて、現在建築中の人気が出そうなコンドもあり、「一体何処まで発展していくのか?」といった感じでその勢いを増しています。
販売価格も家賃も現在まで値上がりが続いているのですが、まだそのトレンドは続いていくと推測します。
次回はプラカノンの次の駅オンヌット。そこで圧倒的人気を誇る物件の紹介です。お楽しみに!

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