アソークの大型プリセール物件比較
ソンクラン休暇で帰省し、お休みを頂いておりました。本日から再開です。
今回はアソーク通りとスクムビット通りの交差点近辺の大型プリセール物件を比較したいと思います。
このエリアは、BTSアソーク駅、MRTスクムビット駅が利用でき、非常に利便性の高いロケーションと言えます。バンコク市内中心部でBTSとMRTの乗り換えポイントは、ここ以外ではシーロム通りのみですので、その希少性がご理解頂けるかと思います。
又、プロンポン、トンローに次いで多くの日本人が住む日本人居住区でもあります。ですので、日本人テナントをターゲットとした賃貸投資を考えた場合有効なエリアとなります。
※アソーク、プリセール物件地図
ASHTON ASOKE、EDGE SUKHUMVIT 23、NOBLE BE 19、3つのプロジェクトを取り上げます。
先ずは、ASHTON ASOKEから。
※ASHTON ASOKE
ディベロッパー：ANANDA DEVELOPMENT
立地：アソーク通り
最寄駅：BTSアソーク駅（230メートル）、MRTスクムビット駅（20メートル）
総階数：50階
総ユニット数：783
価格：7.9ミリオンバーツ～（平米単価26万バーツ～）
最小ユニット：30㎡
完成予定：2017年
IDEO等の駅近物件で実績のあるANANDA社による開発です。ASHTONブランドはANANDA社の最高級フラッグシップブランドで、スタイリッシュなデザインで定評があります。既にトンロー駅近のASHTON MORPH 38で実績があり、こちらは大成功を収めています。
ほとんどのユニットが30～34㎡の小さな1ベッドルームで占められており、2ベッドルームは46㎡、64㎡が各階に一つずつとこれまだ狭く、少ないのが特徴です。アソーク駅近の希少な賃貸投資物件として、又富裕層の実需を狙ったプロジェクトと思いますが、30㎡の1ベッドルームで4万バーツ、64㎡の2ベッドルームで8万バーツぐらいの家賃設定をしない限りは、5％の利回りも覚束ない販売価格。果たして、賃貸投資の勝算はあるのか？
ファーストプリセールは既に完売しており、リセール物件のみが購入可能です。
続いて、NOBLE BE 19。
※NOBLE BE 19
ディベロッパー：NOBLE DEVELOPMENT
立地：スクムビットソイ15と19のマルチアクセス
最寄駅：BTSアソーク駅（500メートル）、MRTスクムビット駅（600メートル）
総階数：48階と28階の2棟
総ユニット数：586
価格：6.8ミリオンバーツ～（平米単価20万バーツ～）
最小ユニット：33.79㎡
完成予定：2020年
つい先月プリセールが開始されたばかりのプロジェクト。ソイ15とソイ19からのマルチアクセスが可能で渋滞回避にはいいのですが、駅まで500メートルと多少距離があります。歩くのには必ずしも快適とは言えないバンコク。徒歩10分ぐらいで考えた方がいいでしょう。
部屋の間取りとしては、1ベッドルームは小さな34㎡前後、大きな45～50㎡があり、それぞれ様々なレイアウトがラインアップ。2ベッドルームも同様で55㎡前後、67～74㎡となりやはり多様なレイアウトが揃います。3ベッドルーム以上は全てペントハウス。
今回取り上げている他2プロジェクトとは明確に一線を画しており、ファミリー層をターゲットにしたユニットつくりとなっています。
最後にEDGE SUKHUMVIT 23。
※EDGE SUKHUMVIT 23
ディベロッパー：SANSIRI
立地：スクムビットソイ23
最寄駅：BTSアソーク駅（300メートル）、MRTスクムビット駅（150メートル）
総階数：35階
総ユニット数：443
価格：5ミリオンバーツ～（平米単価17万バーツ～）
最小ユニット：29.5㎡
完成予定：2017年
高級コンドの開発で定評のあるサンシリ社によるプロジェクトです。サンシリ社の中でもスーペリアクラスといった位置付けのコンドです。
ソイ23を挟んで真向かいにオフィスビル“インターチェンジ”の入口があり、その中を通って快適にMRTスクムビット駅にアクセスできます。又、そのまま地下道でアソーク通りを渡れば即BTSアソーク駅に行けます。
他の2つのプロジェクトと違い、こちらはアソーク通りを挟んで東側にありますので、日本人居住区としての利便性はより優位となります。但し、至近にソイカウボーイというバンコクでは有数の歓楽地帯がある為、真面目な人や家族世帯には敬遠される傾向があります。
このソイの奥には日系幼稚園や有名大学がありますが、歓楽街と同じ通りにあるあたりはバンコクらしいと言えばそうなのですが…。
ユニットは30㎡前後の小さい1ベッドルームがほとんどで、64㎡前後の2ベッドルームは28階以上からのみとなります。ここら辺は、このロケーションならではの需要が十分に考慮された結果なのかも知れません。
このプロジェクトもファーストプリセールは完売済みで、リセール物件のみが購入可能です。
どれも個性的な魅力を持ったプロジェクトですが、賃貸投資から言えば、NOBLE BE 19、EDGE SUKHUMVIT 23、ASHTON ASOKEの順。
自分で住む場合は、単身者で予算があればASHTON ASOKE、抑えたければEDGE、家族であればNOBLE BE 19、といった感じかと。
後はお好みに応じてという事で…。
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