日本の住宅ローンを持ちながらタイのコンドに投資する 最終章

12月3日に開店した『世界の山ちゃん』。7日の夜8時過ぎくらいに目の前を通ったところ行列になっていました。手羽先はタイレストラン、日本レストラン、のみならず屋台においても食されているバンコクですが、やはり山ちゃんは特別なのかもしれないですね。
さてこのシリーズも最終章となりました。今まで伝えたいことは十分に書いてきたので、語ることは既に多くは無いのですが、最後にまとめておきたいと思います。
個人がタイで購入できる物件
コンドミニアム購入の注意点として、建物のうち床面積比率で49%までしか外国人は購入できません。人気物件であると早くからその外国人枠が埋まってしまうこともあります。又、外国人は土地を個人では購入できません。
今まで購入された日本人
奥様がタイ人の日本人(駐在員含む)
この場合気をつけるのは、奥様にせがまれて購入し、その後何らかの原因で別れてしまい、コンドミニアムは奥様名義になんてこともあります。ここは気をつけてください。
駐在員の場合
タイコンドの価格上昇の仕組みを知っている方は動きが早いですね。前回紹介したWさんはバンコクの日本人居住区の物件を希望しましたが、結果的にはシラチャの物件を購入しました。着任早々です。駐在員が上手に購入できる方法がありますので、お会い出来た方にお話します。
仕組みさえ知っていれば、少額投資でのキャピタルゲインが可能です。300万バーツの物件を購入し300万バーツ支払わなければいけないかというと、そうではありません。この点に関してもお会いできた方に説明いたします。
日本居住者の場合
仕組みを知っている方は、とても積極的ですね。既に多くの利益を上げている方も多いと思います。利益を得る種が転がっています。問い合わせを寄せられる多くの方は、タイコンドの状況を良く知っていらっしゃいます。ただ残念ながら、まだまだ日本への告知度は低いのかなと思います。過去はしっかりとした日系不動産業者が多くを取り扱わなかった為、認知度はまだまだ低いと思います。その状況は、逆にチャンスではないでしょうか?
ヨシダ不動産の立ち位置
日本に居住しながら海外での不動産を所持する難点として、問題が生じたとしてもご自身で解決するどころか、不具合の直接確認すらままなりません。当然、その他にも様々な不安があると思います。
ヨシダ不動産では
売買物件の紹介→賃貸入居者の斡旋→退去、更新作業→アフターフォローと万全に体制を整えています。オーナーとなる以上トラブル時の対応も必要となりますが、日本居住であれば出来ませんよね。
ご心配には及びません。弊社が全て代行させていただきます。
ヨシダホールディングスのグループ会社である小林株式会社は、創業30年の歴史があり、バンコクでは最も古い日系不動産会社となります。他の日系不動産会社の多くは小林出身者が多く、この会社で得たノウハウを基に営業しております。つまりバンコクの日系不動産会社の大半が、小林から枝分かれし、小林が築いたビジネスモデルを何らかの形で継承していると言っても過言ではありません。
長い間培ったノウハウは、ありとあらゆる場面で息づいています。吉田不動産と小林株式会社の取り扱いを合わせると、年間3,000組名超の新規、更新、引越しにて新たな物件の斡旋をしておりますが、以下の日本人居住区にて購入の場合は、弊社の取り扱い実績がモノを言うことになります。
またそれ以外の立地での購入の場合においても、上記サポート含め、賃貸入居者に対しても、タイの不動産業者ネットワークを通じ広く情報を告知することが可能です。又タイの場合、部屋を探す方は直接管理事務所にて空室情報を確認する場合が多いので、管理事務所に空室情報を知らせることにより、テナント確保の大きな一助となります。
現行日本人居住地域となるのは、
スクムビット BTSプルンチット、チットロム、ラチャダムリ駅周辺のハイソな地域
BTSアソーク~エカマイ駅周辺の日本人が最も多い地域
シーロム、サトーンの日本で言う銀座的地域
新日本人居住区
BTSプラカノン駅以降の方面、BTSの延伸または延伸計画は、サムットプラカン県まで含まれます。この地域に日系企業の工場等が多く、渋滞問題を背景にここでも車通勤の方の増加が見込まれています。昨年あたりより、オンヌット、プラカノンでは高級コンドミニアムが続々竣工したことにより、多くの日本人が住む地域となりました。
今年に入りその先のバンチャク、プンナウィティ、バンナー方面にも新築コンドミニアムが完成し、更に近辺に最大級のショッピングモール建設が開始。購入、賃貸においてもとても注目を浴びる地域となりました。現在では人気地域のオンヌットにも大型モールを建築中で来年度の完成となります。
シーロム・サトーン地区
日本的に言うと銀座に値するオフィス街です。歌舞伎町的要素もありますが、「私、シーロムで働いているのよ」はタイ人のステータスで、田舎にいる家族への自慢要素のようです。この界隈にオフィスがある方が中心に住んでいます。
シラチャ
幾度となく当ブログにて出てくる場所ですが、タイにおいて日本人学校があるのは、バンコクとシラチャだけとなります。日系食関連も続々オープンしている状況下、タイ大手サハグループと東急との合弁により日本人向け賃貸住宅の開発に着手するようです。今後も予想される、住宅の品薄状態。ファミリー向け物件が増えると良いですね。

特に新日本人居住区と見込まれている立地やシラチャ方面において開発が続いていく状況にありますので、投資有効性においてはとても興味がわいてくる立地と思います。
いままで
第1章 10年無料で住む方法
第2章 難儀であったベッドタウンからの買い替え事情
第3章 リーマンショックを乗り切った不動産会社の社長たち
第4章 返済比率から見るタイのコンド投資
第5章 返済比率25%は何をもたらすか
第6章 実際に購入したお客様の例に基づいての検証
と流れてきましたが、言い換えれば
第1章 良い物件(価値が長持ちする)の購入
第2章 価格の高い時代に購入するな
第3章 失敗経験を生かす(学習することが大切)
第4章 無理のないタイコンドミニアム購入
第5章 人生を楽しんでタイコンドミニアムを購入する指標
第6章 Wさんは日本で家を購入し住宅ローン支払い中です。そしてタイでのコンドミニアムは購入済み。ここ本文で書き忘れてしまいましたが、Wさんの日本の自宅は転勤に伴い賃貸に出されているようです。まさにこのタイトルにぴったりの方でありました。
駐在の方にとっては、日本の家を貸し出す場合、住宅ローンの額より家賃の方が上回る可能性が高いと思います。その上タイにて借りる家は会社負担でしょうから、至れり尽くせりですね。
投資に興味を持っていない方に、タイのコンドミニアムはとても面白いです、と言って無理に引き込むつもりは毛頭ありません。
第3章のリーマンショックを乗り切った不動産会社の社長たちで感じるものは、利益追求に走ることなく、家賃収入による安定性を図ったわけです。
過去の日本を鑑みると売買価格が上下しても賃貸相場は安定していました。それを低価格といえる時代に購入することによりインカムゲインの収益率を高めます。その後再び価格が高い時代が訪れれば、再販売による利益も確保できるわけですね。
同様に個人も資産の安定運用を不動産物件に求めます。しかし現状日本の収益物件を1室で見出そうとしても、
築年数が古くない限り高い利回りは見込めません。
現状、日本のように空室率15%になってしまっては、1棟買いをしなければビジネスとしての魅力は少なくなってしまい、1室ベースでの購入戦略の場合、数室抱えなければ空室時のリスク分散も出来ません。
高利回り物件があった場合でも、日の目を見る前に不動産業者間で取引成立と先取りされてしまいます。この点において、プロの業者には到底敵うものではありません。
しかしタイの不動産ではまだまだ10~12%超、日本的に言えば業者間価格のような利回りを追求できる物件が多々あります。
そして日本の新築ワンルームマンションの6%前後と比較すると
一粒で二度美味しい
1件の購入で2件分の利回りを確保することができます。
書き連ねてきた内容には、日本の不動産の現状を知っている方は嘘ではないの?と思われる方も多いと思いますし,
実は私も当初は同様の疑念を抱いていました。
まずは扉を開けてみてください。何なりと相談してください。その後踏み込むか、扉を閉めるかはお客様次第ですし、無理に扉の内側へ引き込むこともいたしません。
プリセール等もやはり落とし穴的部分はあります。その他マイナス要素等知りえる限りはご説明いたします。
長かったこのシリーズもこれを以って締めさせていただきます。
今後は物件の紹介等も織り交ぜていきます
販売ホームページについては、よりグレードアップの計画が立てられ、2月完成予定に変更となりました。それまでお付き合いください
そして
 シラチャ支店OPEN
まだまだ物件が足りないシラチャですが、村田支店長がかなりの品揃えにこぎつけています。
ロビンソン前のHIS隣です。

是非お立ち寄りください。

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