MRTスクムビット駅は利用者数NO.1 (その2)

MRTスクムビット駅周辺(アソーク地区)に関して、バンコクポスト(大手英字新聞)に掲載されていたので紹介する事にします。


※Asok holds strong development potential 出典:バンコクポスト

同地区はバンコクで最も不動産開発のポテンシャルが高いエリアである。地下鉄及び高架鉄道の乗り換え地点であるばかりでなく、有名商業モール“ターミナル21”に直結。周辺には24万平米に及ぶオフィススペースの供給、多数の4〜5スターホテルが揃う。又、西鉄グループの投資によるソラリア西鉄バンコクも建築中となっている。

中略

1ワー(タイの単位、4平米に相当)当たり2.1ミリオンバーツ以上の土地価格はコンドミニアムプロジェクトに適格で、高い土地価格を十分にカバーする収益性が見込まれる。周囲には6,928戸のコンドミニアムユニットが既に供給されており、90%以上は売却済み。
平均平米単価は17万バーツだが、強い潜在力と土地価格を背景に、新しいプロジェクトは30万バーツ以上で販売されている。
又、近隣ではクイーンシリキット国際会議場の改修、アソーク通りとラマ4世通り角地でPARQプロジェクトが建設中、等このエリアに更なるポテンシャルを与えている。


※クイーンシリキット国際会議場、PARQ

最も重要な要因は、アソーク地区の土地価格は毎年平均15%上昇している、という点である。

過去数年は駅周辺のコンドミニアムは、平米単価20万バーツ以上で販売されていたが、最近では駅から400メートル以上離れたスクムビット通りやアソーク通りから中に入った小さな通りのプロジェクトも20万バーツ以上で販売されている。

というのが、記事内容になっている。他にもショップハウス(低層タウンハウス)でも20ミリオンバーツ以上で売られている等も書かれているが、長くなるので省きます。

これまでバンコク市内ではMRT(地下鉄)とBTS(高架鉄道)の乗り換え地点が3ヶ所しかない中で、バンコク CBDを横断するBTSスクムビット線アソーク駅とニューCBDと呼ばれるラマ9世方面とビジネス街シーロム方面を結ぶMRTブルーラインのスクムビット駅の乗り換え地点は、バンコク公共交通機関の要衝となる地点である等の理由で駅周辺のプロジェクトを当ブログでもお勧めしてきましたが、上記の新聞記事はそれが間違っていなかったと改めて証明してくれているものと思います。

日本人居住区として、プロンポン、トンロー地区はアソーク地区以上に人気があるエリアですが、日本人というフィルターを外してユニバーサルな不動産市場のフィルターに入れ替えてみると、アソーク地区のポテンシャルの高さは比類なきものと確信しています。

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