賃貸投資の勝ち物件を捕捉せよ! (その2)
こんにちは。ヨシダ不動産の吉田です。
前回の続きです。
弊社のシステムで今年4-6月3ヶ月間の賃貸実績を調べてみました。
新規契約と契約延長を合わせると600件強が成約となっていました。その中、4万バーツ未満での賃貸件数は合計75件ですので、600件をベースにすると、シェアは12.5%しかありません。
その内訳を1万バーツ毎の価格レンジで見ると、以下となります。
〜9,999バーツ 1件
10,000〜19,999バーツ 8件
20,000〜29,999バーツ 25件
30,000〜39,999バーツ 41件
合計 75件
弊社の取り扱いの中では低価格ゾーンとなる4万バーツ未満の価格帯の中でも、その半数以上が30,000〜39,999バーツとなっています。
因みに弊社では他の日系賃貸業者の多くがやっているような、「家賃3万バーツ未満はお断り」といったポリシーはありません。
仲介以上に入居後のサポートが主業務となり、更に日本と比較にならないぐらい問題発生件数が多いタイでは、確かに低価格賃貸では採算が合わなくなってしまうのですが、弊社では全てのお客様にサービスする方針を変えるつもりはありません。
さすがに1万バーツを切ってしまうと仲介できる物件も少なく困難を極めるのですが、「仲介できない物件でも、住居情報だけでもご提供する」ようにしております。
とは言え、実際はほとんどのお客様が日系現地法人の駐在員の方で、その9割弱の方が4万バーツ以上の予算を有しているのが実情です。
十分な予算を割けないお客様の多くは、「日系賃貸業者は高額物件しか扱わない。」との先入観を持っているのも、シェアが低い理由になっているかもしれません。
そこら辺の議論は後日に回すとして、本題に戻します。
ボリュームゾーンと呼ばれる10ミリオンバーツ未満の物件は、弊社の取り扱いに限定して言えば、賃貸投資には不向きなのです。
「別にヨシダではなく、他社に賃貸依頼をすればいいじゃないか?」と言われてしまいそうですが、先述したように他の日系業者の多くは最低家賃を設定しています。
日系業者以外の選択肢も勿論ありますが、物件を購入したまでは何とかなっても、英語やタイ語を駆使して、現地の商習慣を知らない中、賃貸付けを行う能力を有している方は限定的だと思います。
又、タイですので、騙されるといった憂き目に会うケースが発生しても全く不思議ではありません。
弊社が10ミリオンバーツ以上の賃貸投資物件をお勧めする理由は、高いものを買って欲しいからではなく、タイに住む日本人の賃貸傾向の実績によるものなのです。
蛇足になりますが、最近できたコンドミニアムで人気のベスト3は、
1. エッジ・スクムビット23
2. ルンピニ24
3. ノーブル・プルンチット
で、賃貸勝ち物件と位置付けられます。
※エッジ・スクムビット23
※ルンピニ24
※ノーブル・プルンチット
1、2は、1ベッドルームであれば、10ミリオンバーツ未満での購入が可能ですが、将来価値を勘案するとエッジ・スクムビット23の方がお勧めです。
お問い合わせは、コチラからお願いします。