お部屋の管理について (その2)

管理費の支払いに関して

最近のコンドミニアムは年初に一括払いするのが一般的となっています。銀行口座を持っている場合は、モバイルバンキングのアプリ等で簡単に送金支払いができます。日本のスマートフォンでも使えますので非常に便利です。

但し、ここ数年は外国人がタイの銀行口座を開設するのは厳しくなっています。外国人に対しての口座開設ガイドラインが銀行により違っていたり、良く説明を理解せずに非居住者口座を開設していいたりするとインターネットバンキングに制限があったりしますので、自身が所有している口座に関しては、当たり前の事ながらきっちり理解しておかなければなりません。

※カシコン銀行のモバイルバンキング画面

物件によっては結構な額の延滞金を設定しているところもありますので注意が必要です。

光熱費の支払いに関して

電気は電力会社(バンコクの場合はMEA)へ支払いますが、コンビニ払い、銀行口座引き落とし、モバイルバンキング決済等が可能です。現地にいない状況ではコンビニ払いは不可能ですので、後者2つのリモート払いにて処理する必要があります。契約者番号を入力すると自動的に支払い金額が表示され即決済できるモバイルバンキングでの支払いが一番便利です。

サービスのいい管理会社の場合は、電気代の請求書を郵便ボックスに投函する前に、コピーを送ってきたりしてくれるので助かるのですが、大多数の管理会社は、我関さず(日本と同じなのですが)の対応です。管理事務所に事前に頼んでみるのもいいでしょう。実際多くの人がそのようにしています。

タイでは支払いが遅れると支払い期限後1ヶ月も待つ事なく、電力会社が電気メーターを撤去します。電気再開の際にはメーターの設置費用が請求されますので、無駄な労力とコストを避ける為にも期日内に支払うように心がけましょう

又、電気が止められると、冷凍庫内が解凍し、冷蔵庫が古かったりすると水が流れ出て床を濡らしたりする二次災害に繋がります。そのまま放置するとその改修費に思わぬ費用が嵩みますので、電気が止められても使っていないから大丈夫等と甘く見るのは禁物です。

水道料金は管理事務所での支払いとなります。水道料金は日本比較して非常に安価ですので、管理事務所に1,000バーツ(約3,400円)程デポジットして、代行支払いを頼む事も可能です。こういった対応も管理会社によって大きく異なりますが、一度聞いてみるといいでしょう。

インターネットバンキングができない人は、一度管理会社に連絡をして事情を話し、管理会社の口座にまとまったお金を送金して支払い代行をお願いする等を検討してください。現地に知人がいるという人は、この際緊急事態という事で頼んでみては如何でしょうか?

おすすめ