正しい海外不動産投資のあり方を再考してみませんか?

弊社を訪れたお客様が、「リズム・エカマイをどうしても登記前に転売を希望したところ、売りぬけるには損切り以外ないと言われ、〇〇万バーツ(100万円以上)の実損で転売した。」とぼやいていた、との話を弊社の営業担当者から聞きました。


※リズム・エカマイ

リズム・エカマイは現在引き渡しのファイナルステージを迎え、既に多くのユニットが賃貸市場に登場しています。マックスバリュが入るパークレーン商業モールに隣接し、エカマイ駅へも徒歩5分、オープンしたばかりのドンキモールにも近い、といった抜群の立地なので、弊社でも既に数件の賃貸実績があります。

エカマイ通りを挟んで向かい側には、立地の良さとリーズナブルな価格帯の家賃で日本人にまずまずの賃貸人気を誇ったノーブル・リビールがありますが、8年目を迎え若干の老朽化が目立ってくる中、このリズム・エカマイがその受け皿となる事は容易に予想が付きます。

別に損してまで売らなくても、登記して賃貸に出せば5%前後の利回りは稼げるのにもったいない、と僕は思うのですが、投資家の皆様も人それぞれなので、そうせざるを得ない事情があったのでしょう。

もともと転売狙いで購入したのかも知れませんが、売れたから良かったものの、もし決済する資金手当が無くて購入していたとしたら、既に支払った分が丸損になる可能性もあったわけです。

弊社では、決済資金がない場合の購入は全くお勧めしておりません。購入時に市況が良くても、完成までにどう転ぶかは正確に予測できないからです。

不動産市場動向そのものの変化もありますが、購入原資が円やドルの外貨となるのが一般的な中、当然為替動向にも影響を受けます。自分にとって有利にも動けば逆風にもなる、どちらの可能性もあるのです。

タイでは10年以上にも渡り不動産市場の上昇が絶え間なく続いた事から、タイ人の利ざや狙いの投機筋のような感覚でタイのプリセール市場に無防備に参加している人も実際少なくないと思いますが、言葉も通じない、市場動向や商習慣も分からないアウエーの市場でそのような行為をするのは、僕から見れば自殺行為以外の何ものでもありません。

最近あるお客様から、「私のまわりには海外不動産投資で利益を得た人がいません。」と言われましたが、上記のようなケース以上に、何でもいいから売ってしまえ、といった不道徳極まりない販売業者が多かったからだ、と認識しています。

そのような業者は現地の不動産市場などはまるでわかっていませんし、そもそもわかろうとする努力をしている節もありません。何でもいいから売ってしまえ、との考えが根底にあるので、そのような発想は自ずと欠如しているだと思います。

その辺の件は、過去ログ:8月25日のセミナーを終えて で吐露していますので、是非参照願います。

あまり他の業者や個人をディスるといった事は普段しないのですが、最近はバンコクのみならずシラチャやパタヤでも、〇〇キャピタルなる業者に騙された、といったお客様から相談を受けたりする事があり、そのようなケースから垣間見える日本における海外不動産の販売現場には少なからず憤りを感じている、というのが本音です。

海外不動産投資を考えている皆様は、正しく十分な情報を得ているのか、情報ソースや媒介業者が信用に足るものなのか、大枚を投じる前にもう一度冷静に考えるべきなのではないでしょうか?

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