トンロー、エカマイのコンド売れ残りユニット3,300戸

本日付けのバンコクポスト(大手英字新聞)に、「2018年末時点でトンローとエカマイ地区ではコンドミニアムユニットの売れ残りが3,300戸あった。」(不動産大手コリアーズ調べ)といった内容が掲載されていました。

結構あるだろうとは思っていましたので、特に驚く事はありませんでしたが、その後もエカマイ地区、特に先月開店したドンキモールの周辺に新規プロジェクトが続々と発表されていますので、今後販売合戦は更なる激化は避けられないでしょう。

参照過去ログ:エカマイに集結する日系合弁事業によるコンドプロジェクト

又、同時に掲載されていた売れ残り在庫が多いエリアのワースト2として、ワッタナー(Watthana)地区が上がっていました。(下図参照)


※売れ残りコンドユニットの多い地区

ワッタナー地区では14,916ユニットが新規供給され、3,930ユニットが売れ残っている事が図内の数値で示されています。いつからいつまでが明確では無いので分かりにくいのですが、コリアーズの統計はいつもこんな感じです。タイの全国新聞で掲載するには心許ない感いっぱいなのですが・・・。

ワッタナー地区というのはあまり聞きなれないと思いますが、これはバンコク内の行政区の一つで、スクムビットソイ1から77辺りのエリアとなります。奇数側のソイで、スクムビット通りとペッブリー通りに挟まれたエリアとなります。BTS駅ではナナ〜オンヌット間です。詳しくは下の地図を参照下さい。



※ワッタナー地区

ナナ地区を除くと、バンコク日本人居住区の大部分をカバーしているエリアとなります。

改めて知り得ているプリセール中のプロジェクトを数えると23件ありました。知らないプロジェクトもまだあるかと思います。
又、スクムビット通り南側、行政区はクロントイになりますが、こちらの日本人居住区内のプロジェクトは主要なものだけで9件ありました。

グーグルマップに青のドロップを記していくと、下図の通りとなります。すごいですね。


※ワッタナー、クロントイのコンドミニアムプロジェクト

こうなると、よっぽど魅力的なプロジェクトでは無い限り、ゆっくり静観を決め込んでバーゲンハンティングに徹した方が良さそうなk雲行きです。

バンコクではしばらく買い手市場が続きそうです。いい物件が安く買えるチャンスでもあり、キャッシュポジションに余裕のある投資家には好機到来といったところでしょうか?

どんな物件がバーゲン価格で出てくるのか楽しみな1年になりそうです。

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