変化するMRTペッブリー駅周辺 (その1)

今年4月頃から引き渡しが始まったライフ・アソーク。そろそろ登記期間も終了に近付いているようだが、35階全1642邸という超大型物件で今後は大量の賃貸ユニットが登場する事は間違いないでしょう。

※ライフ・アソーク

MRTペッブリー駅はほぼ隣、エアポートリンク線マッカサン駅も徒歩圏内と移動には便利な立地となっています。

※MRTペッブリー駅周辺の位置

ペッブリー通りとアソーク通りが交差するこのエリアは、300メートル程先に高速道路の入口がある事もあって常時渋滞が絶えない場所でした。

又、周辺にはスーパーやコンビニ、飲食店なども少なく、居住には向かないエリアといった認識の下、住居開発とは無縁の場所だったのです。バンコク市民にとっては、チットロム方面、プロンポン・トンロー方面、ラマ9世方面に向かう通過点に過ぎない、というのが共通認識だったのでは無いでしょうか?

今、この地域は続々とコンドミニアムやオフィスビルが建設されており、街の景観の変化と共にこの地域に対する考え方も大きな変化を迎えています。

大きな一石を投じたのは、アソーク通りとペッブリー通りの角地の旧日本大使館跡地に建設が進んでいるシン・コンプレックスです。これはオフィスタワー、コンドミニアム、商業モールから成る複合開発で、今風に言うとミックスユースの開発となります。商業モールはMRTペッブリー駅と直結する予定ですので、エリアを一変させるゲームチェンジャー的な存在となります。

先述した通りこのエリアが居住に向かなかった主な理由は、買い物や食事の場所がなくて不便と言う点で、マストランジットラインの利便性は既に確立されていますから、今後は一つのレジデンスエリアを形成していく事になります。
更に従来からマッカサン地区にある国鉄所有地の再開発が計画されており、約79万5千平米の広大な敷地に商業施設、オフィス、ホテル、コンドミニアム、公園、博物館などが建設される予定。と言われていますが、現在まだ倉庫や電車の車両などが置かれており、実現までまだまだ時間がかかるものと思われます。

※マッカサン地区再開発計画 出典:タイ自由ランド

約2年前にエッセ・シンコンプレックスのプリセールが開始された際には、平米単価が27万バーツ以上とこのエリアにしては高額な値付けで飯場されましたが、2〜3ヶ月で完売し予想以上の売れ行きだったのを記憶しています。

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現在建設は急ピッチで進んでおり、オフィスビルがまず完成し、コンドミニアム棟も来年4月には登記開始が予定されています。Aランクのオフィスビルなので、ここで働くエクスパットによる安定した賃貸需要が見込まれています。

※エッセ・シンコンプレックスク(完成イメージ

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