新たな開発が進むバンコクの超一等地ルンピニ地区

先月のブログでバンコク1のハイソエリアと位置付けられるルンピニ地区のプロジェクトとして、ムニク・ランスアンを紹介しました。

過去ログ:Muniq Langsuan(ムニク・ランスアン)ルンピニ公園周辺のハイソエリアに登場

その時点では、ルンピニ公園沿いのサラシン通りに繋がるトンソン通りの南端はまだ行き止まりとなっていましたが、先週末に改めて足を運んでみると開通して既に車が走っていました。トンソン通り沿いにはオランダ大使館を始め、インターナショナルスクール、サービスアパートなどがありますが、アクセスが格段に向上した事になります。

※ルンピニ地区

ルンピニ公園へのアクセスのみならず、サラシン通りに出て、西に進めばラチャダムリ通りがあり、その先はシーロムやサイアム方面へとスムーズに繋がります。又、東に進めばワイヤレス通りを経由して、ラマ4世通り、プルンチット通り、ペッブリー通りに繋がる事になります。バンコクに詳しい人であれば、この利便性の凄まじい向上は良くご理解頂けると思います。

※トンソン通りがサラシン通りへ開通(間も無く開通の箇所

バンコクのセントラルパークと呼ばれるルンピニ公園の北側の一角となるこのエリアには、アメリカ大使館を始めとする世界各国の公館、コンラッド、パークハイアット、セントレジスなどの5スターホテル(オークラもあります)、オールシーズンズといった大型オフィス街、商業モールなどが集中しています。

因みにこのエリアは王室所有の土地が多い為、ほとんどのレジデンスが30年の定借物件となっております。2月に売り出されたムニク・ランスアンは永久所有権付き(フリーホールド)物件の為大きな話題となり、プリセール前にいいユニットは完売する結果となりました。このエリアのラグジュアリーレジデンスの平均平米単価が35万バーツ前後のところ、28万バーツ〜といった値付けもこのエリアのライフスタイルに憧れを抱いている人々の目にはたいそう魅力的に映った事は言うまでもありません。

トンソン通り挟んだ向かい側にはSINDHORN VILLAGE(シントーンビレッジ)の大開発が進行中で、ホテル、サービスレジデンス、複数のコンドミニアム、商業モール、美術館などが建設中となっています。一つの街が誕生するといったイメージの壮大なプロジェクトですが、ここで建築中のコンドミニアムも全て30年の定借物件。因みにこちらの開発は大林組が受注しており、多数のOBAYASHIの看板を目にします。見るにつけ我が国同朋の活躍が頼もしく、つい心ウキウキ、嬉しく思います。

※シントーンビレッジ

実はこのエリアにもう一つ開発中のプロジェクトがあります。プロジェクト名は、NIMIT Langsuan(ニミット・ランスアン)。ルンピニ公園までわずか100メートル弱、ランスアン通りに面する54階高層タワー、そして永久所有権付き。聞いただけでただならぬものを感じますが、実はこれがある深刻な問題を抱えています。

次回はそこら辺のお話を紹介したいと思います。

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