サンシリ社と東急グループの共同開発プロジェクト“taka Haus”

前回までオリジン社と野村不動産の共同開発プロジェクト、ナイツブリッジ プライム オンヌットをご紹介しましたが、今回も共同開発プロジェクトのご紹介です。

 

こちらはサンシリ社と東急グループのジョイントです。とうとうサンシリ社も日系ディベロッパーとの提携に踏み切ったかと、予想外でもあったので多少の驚きを持って動向を見ていましたが、早速第1弾となるプロジェクトtaka Haus(タカハウス)が9月16日一般プリセール開始となりました。

 

※タカハウス外観

 

立地はエカマイ地区、BTSのエカマイ駅からは2キロ以上離れているので、徒歩は不可能とは言いませんが、暑いタイで歩ける距離ではありません。但し、徒歩圏内には人気スーパー“ビッグC”の入る商業モールや多数の飲食店などがあります。

 

又、同エリアにはドンキホーテが建設中、現地の日本人には欠かせないフジスーパー4号店も出店予定です。

 

駅からは遠いものの、多数の豪邸が並ぶ閑静な高級住宅地の立地、投資という観点では疑問が残りますが、自分で買って住むのであれば決して悪く無い住環境となっています。

 

7階建と8階建の2棟から成る低層物件なのですが、敷地面積は3ライ以上(約5,000平米)と余裕があり、緑溢れるガーデンスペース等を造形し、その広さを上手に利用したマスタープランとなっている点は、さすがの一言。

 

価格は平米単価15万バーツ以上、人気が出るであろうプールビューなどのユニットは平米単価20万バーツに迫る価格設定。この立地の低層物件でちょっと高いかな?と思っていたのですが、タイ人富裕層と近隣アジア勢でほぼ完売。

 

総邸数269の内販売残はたったの19邸。それも9月18日時点での情報なので、間も無く完売するでしょう。

 

かなり予想を裏切られた結果でした。投資物件としては難しいとの判断は間違っていたのでしょうか?

 

売り出し価格を見ると今後の価格上昇は簡単では無いでしょうし、賃貸利回り狙いをするには立地的にテナント付が難しいのではないかと思います。とは言え、近隣アジア勢の買い目的は投資ですので、この価格でも勝算ありと見て判断したのだろうと思います。

 

自分の予想と大きく異なる現実を見ながら、「間違っているのは自分なのか?」となかなか受け入れ難く感じています。そこら辺は今後の動向で明確になっていくことでしょう。買った人は勝つのか?それとも負けるのか?気になるところです。

 

タカハウスの詳細は、コチラで見てください。但し、上記の通り在庫は少なく、平米単価17〜20万バーツのユニットのみになります。

おすすめ