オリジン社と野村不動産の共同開発プロジェクト ナイツブリッジ・プライム・オンヌット(その2)

オリジン社と野村不動産の共同開発に関しては、日経でも取り上げられておりましたので、参考までに記事のコピーを掲載しておきます。

 

※オリジン社と野村不動産開発の合弁企業設立に関するニュース記事(出典:日本経済新聞)

 

プロジェクト詳細に関しては、弊社のHPにも掲載しておりますので、参照願います。

 

★立地★

 

スクムビットソイ77(オンヌット通り)に面しており、大型スーパー“ビッグC”の入る商業モールにほぼ隣接しています。

 

※ロケーションマップ

 

最寄り駅はBTSオンヌット駅で、距離にして600メートル、徒歩で8分程になります。オンヌット駅までには“テスコロータス”があります。

 

※BTSオンヌット駅まで徒歩8分

 

オンヌット通りを挟んで向かい側には、サンシリ社が開発した多数のコンドミニアムが点在しており、その一角にはコミュニティモール“ハビト”や有名インターショナルスクール(Bangkok Prepのセカンダリースクール)があります。

 

※オンヌット通り向い側の開発状況(ナイツブリッジは図内BLOCKS77の向い側に建設予定)

 

★ファシリティ★

 

ラグジュアリー物件の位置付けだけあって、ファシリティは豪華な顔ぶれが揃います。37階には今流行りのインフィニティエッジスタイルのスイミングプールやこれまた最近のプロジェクトに見られるようになったワーキングスペース、会議室、フィットネスクラブ、38階にはソシアルクラブ、ライブラリールームが完備。屋上には展望台、スカイラウンジ・ガーデン。

 

※37階フロアプラン

 

※38階フロアプラン

 

珍しい設備としてパーキングシステムが目を引きます。コンピューター制御によるオートマチックシステムが導入されており、車を所定の位置に止めれば後は自動で空きの駐車ロットまで運んでくれるようです。大丈夫かな?タイなので若干の不安を覚えてしまうのですが…。

 

★ユニット構成★

 

-1ベッドルーム 22平米前後の小さなタイプと26平米前後の大きなタイプの2種類

-1+1ベッドルーム 31平米

-2ベッドルーム 53.5-55平米

 

2ベッドルームは39階以上のみの設定となっており、各階の角部屋は全て2ベッドルームになります。

 

総邸数は613ユニット、内2ベッドルームは36ユニットのみ。全体の94%が1ベッド又と1+1ベッドで占められます。

 

何故このように極端なユニット比率となっているのか?

 

このプロジェクトは、年齢層28-40歳の若中年層、学歴大卒以上、月収7万バーツ以上、BTSグリーンライン線の駅周辺で勤務、といったタイ人の実需買いを購買層として当て込んでいます。

 

月収7万バーツは日本円換算で約24万円程なので、日本の皆様から見れば「大したことないじゃないか。」といった印象となりますが、ここはタイである事をお忘れなく。大卒の初任給が2万バーツぐらいから(実際はそれ以下の人も多い)ですので、月収7万バーツと言えば、一部の専門職や管理職の人達です。実際日本人の現地採用社員の方々でその額を下回っているケースも決して珍しくありません。

 

勿論富裕層まではいきませんが、上位中間所得層に相当する人々です。そういった層の独身、夫婦、家族世帯の実需買いを80%見込んでおり、残りの20%は海外からの投資をターゲットと想定しているようです。味方としては現実的かな、といった印象です。

 

次回は間取図を検証したいと思います。

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