川沿いの超高級プロジェクト。FOUR SEASONS PRIVATE RESIDENCES。

バンコクの最も豪華なコンドミニアムプロジェクトとして、過去THE RITZ-CARLTON RESIDENCESをご紹介し、おかげさまで多数とは言えないまでも興味のあるお客様数名から問い合わせを頂きました。
(過去ログ)
THE RITZ CARLTON RESIDENCES 天空にそびえる豪邸 (その1)
THE RITZ CARLTON RESIDENCES 天空にそびえる豪邸 (その2)
THE RITZ CARLTON RESIDENCES 天空にそびえる豪邸 (その3)
これに匹敵する豪華プロジェクトが、チャオプラヤ川沿いでも進行中です。
FOUR SEASONS PRIVATE RESIDENCES
※FOUR SEASONS PRIVATE RESIDENCES
外観
ラグジュアリーホテル界の東の横綱をTHE RITZ-CARLTONとすれば、西の横綱はFOUR SEASONSとするのに無理は無いでしょうし、異論が出ることはないものと思います。
開発概要を見れば、このプロジェクトがTHE RITZ-CARLTON RESIDENCESに勝るとも劣らないプロジェクトであることが見て取れます。
バンコクのCBDから2キロ程しか離れていない都心部の川沿いに何と5.6万㎡の開発用地を確保。川に面している長さは何と350メートル。敷地内にはレジデンスタワーの他にFOUR SEASONS HOTEL、CAPELLA HOTELが開業予定。CAPELLA HOTELに関しては聞いたことがなかったのですが、シンガポールのセントーサ島にて5スターホテルを開業中とのことらしいです。
※マスタープラン
マスタープラン
そしてこのレジデンス棟がまた圧巻です。総階数73階の約310メートルのタワーに355邸の居住用ユニットが分譲されています。
専用の船寄せからシャトルボートを運行し、最寄りのBTS駅であるセパンタクシン駅まで送迎サービス。地上階にはリバーラウンジ、3階には大型プールとデッキ、51~53階にはインフィニティエッジプール(シンガポールのマリナベイサンズのイメージ)やフィットネス施設、エンターテイメント施設が完備、全て居住者専用となります。最上階には展望台、その下にはバーラウンジがつくられますが、こちらは有料で一般客も入れるようです。但し、住人は展望台の入場料が無料になるとか‥。
※リバーラウンジ
リバーラウンジ
ユニットタイプは、2ベッドルーム115~140㎡、3ベッドルーム190~220㎡、4ベッドルーム400㎡前後、5ベッドルーム500㎡前後、ペントハウス1,000㎡~、となっています。
2ベッドルームはタイプによって9,000万円前後のユニットもありますが、基本は全て億ション。
気をつけなければいけない点は、この物件には永久所有権(フリーホールド)が付与されていません。25年間毎に更新する75年間の借地権(リースホールド)物件なのでした。これは予想外の落とし穴、と感じる人も多いと思いますが、王国であるタイでは王室が土地を所有しディベロッパーに借地権を貸与するケースが多々あり、バンコク市街地プライムロケーションともなると珍しい事例ではありません。
ラチャダムリ・ランスアン・ルンピニ公園付近のルンピニエリア、川沿い等では顕著に見られます。ランスアン通りの有名コンドミニアムもそうですし、3年ほど前に完成したオリエンタルレジデンス等もそれに該当します。
説明では、王室所有地の管理会社であるCROWN PROPERTY BEREAUがCOUNTRY GROUP DEVELOPMENTに借地権を与え、そこからディベロッパーであるLANDMARK HOLDINGSがサブリース権を得て開発、と書かれています。複雑ですね?
とにかくこのコンドミニアムを購入しても所有権は75年に限られ、25年ずつの借地権契約延長となるようです。契約延長に関しては再優先権が約束されているので問題が生じることはないものの、費用が生じる可能性はあるようで、そのコストに関しては明記されていませんでした。
母国でもない第3国で土地借地権物件を購入するのはかなりの抵抗があるでしょう。しかもここはタイです。
幾つかのユニットを紹介します。
16階 2ベッドルーム 129.99㎡ 44,196,600バーツ 平米単価34万バーツ
※2ベッドルーム(2C)間取図
2C間取図
どのユニットも角部屋となります。上記間取図の右端にあるユニット配置図を見れば、ビルそのものが角部屋を設けやすい構造になっていることがわかります。方向的には南向きで、
川とバンコク郊外の眺望なります。
反対側にこれと同じタイプの北向き2Bユニットがありますが、こちらは完売したとの事です。こちらは好まれる北向きで、川とシーロム方面市街地のダイナミックなシティビューの眺望があるため、即完売となったようです。
実はこれを機に価格の見直しを実施する模様で、1~2ヶ月中に値上げする予定とのこと。タイならではの手法ですね。2Bユニットは既にオリジナル価格から8%アップして販売されているとのことです。
13階 2ベッドルーム 115.93㎡ 30,737,626バーツ 平米単価28.2 万バーツ
※2ベッドルーム(2D)間取図
2D間取図
価格は約9,200万円、平米単価は30万バーツを切っており、日本円にすれば85万円程。東京に比べれば安い、しかもフォーシーズンのブランド付きと考えればいいですが、借地権物件であることを忘れずにどうぞ。
こちらは、リバーフロントから少し引っ込んだビル中央付近の配置。実際眺めは2Bと大差ないと思われますが、こちらはより安いのに何故かユニットが余っています。やはり高額物件なので、リバーフロントのこだわりが出るのかもしれませんね。
53階 3ベッドルーム 214.8㎡ 78,079,800バーツ 平米単価36.35万バーツ
※3ベッドルーム(3B)間取図
3B間取図
こちらはリバーフロントの南向き3ベッドルーム。リバーフロント側の最後の3ベッドルーム。2.3億円以上の価格ですが、他は完売している様です。これを買って再販に成功すれば、結構な利益を手にできそうです。
実はリバーフロン側の4ベッドルームも最後の1ユニットとなっています。こちらは400㎡弱の広さなので、価格は4.2億円ほどになります。この価格で最後の1ユニットとはすごいですね。
世の中にお金持ちは多いんだな‐、と改めて実感します。
部屋の豪華さは説明するまでもありませんので、省略します。下のイメージ写真から想像してくださいね。
※インテリアイメージ
インテリア
そうそう、僕はRITZ-CARLTON RESIDENCESを推薦します。永久所有権は偉大なり!

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