エカマイ～オンヌット 人気コンドを速攻レビュー （その１）
昨夜日本よりタイに帰国し、朝から大事なお客様にご挨拶。バンコクオフィスにて30分程で急ぎの決済を済ませ、現在シラチャ支店で仕事をしています。
というのも、シラチャ支店長の鍋谷君がレンタル工場とオフィスを探しているお客様を終日ご案内しており、その留守番をする必要があったからです。
もっとも、通常は木、金曜日はシラチャ支店にて勤務しているのですが、今週は帰国したばかりなのでパスしようかな、と考えていました。その目論見は見事に砕け散り、本日はバンコクからシラチャ支店に通勤する破目になりました。
休暇明け後のんびり業務再開等といった甘い事を考えた僕が愚かであった事は言うまでも無く…。
まあ、忙しいのはいい事です。
先日、コンドミニアム投資を計画されているお客様より、オンヌット～エカマイ地区で賃貸人気の高い物件を教えて欲しい、とのリクエストを頂きました。
過去数回に渡って掲載した“中古コンドミニアムバイヤーズガイド”を読んで頂いたようで、「エカマイ～オンヌット地区のコンドに関してはどうなっているの？」というのがその内容です。
過去アソーク～エカマイ地区を掲載し、その内折りを見て他地域についても…、と考えてはいたものの、これほど早い時期に要望が寄せられるとは考えていませんでした。
僕がいつもお話させて頂いている、コンドミニアム投資の軸足に共感を持って頂いた、といささか手前に都合のいい限りなく早合点かも知れない理解と共に、ドーパミンの体内分泌を覚えるに至り、早速書く事に致しました。
過去の連載では、ロケーションマップ・売買平米単価・賃貸平米単価・利回り・賃貸人気度を解説しましたが、それは時間を要するので後回しにする事にし、この地区の賃貸人気の高い物件をダイジェスト版でレビューする事にします。
エカマイ～オンヌットは、BTSエカマイ駅～オンヌット駅間の地区を意味しており、地域としては、プラカノン駅とオンヌット駅周辺の2つの地区に大別されます。
先ずはプラカノンから。
Life@Sukhumvit
賃貸人気度A
エカマイ駅とプラカノン駅の中間に位置し、どちらかと言えばプラカノン駅寄りとなります。エカマイ駅も十分徒歩圏内ですので、駅隣接のゲートウェイへのアクセスにも便利です。ゲートウェイには日系スーパー“マックスバリュー”や多くの日本食店が入っているので、単身生活者には強い見方となります。スクムビット通りを挟んで向かい側には、ゴルフの打ちっぱなし大型練習場があり、こちらにも日本食店が入っています。この練習場を理由に、この物件を決める方も少なからずいます。
http://yoshida.co.th/detail.html?id=388
（弊社の賃貸情報ページ）
Skywalk Condominium
賃貸人気度B
50階建ての超高層、階下にはマックスバリュー、かっこいい‥等の理由で完成当初はとても人気がありました。2～3年の月日が経つと、部屋の不具合が多い、マックバリューが撤退、最上階の観覧レストランに行く外からの客でエレベーターが混む‥等の理由で人気が下降開始。「レストランには直行エレベーターを設け問題は解消された。」とディベロッパーからは説明を受けたものの、既存のエレベーターの1台をレストラン専用にしただけなので、必ずしも問題解決とは言えないようです。一時は家賃が高騰していましたが、最近では落ち着いており、更に家賃が下がれば再び人気物件となる可能性は秘めています。
同敷地内に姉妹コンドLe Lukがありますが、こちらも高層物件ながら、Skywalkの日陰に佇む存在となっており、賃貸人気も今一つです。
http://yoshida.co.th/detail.html?id=743
Wyne Sukhumvit
賃貸人気度A
サンシリ社によるハイクラス物件。同社によるQuattroやSiri at Sukhumvitのような豪壮さはありませんが、ラグジャリー感は十分です。1ベッドルームは30～43㎡となっており、2万バーツ台から賃貸できる為、そのコスパの高さで人気です。
因みに、ロビーにはあの新東京国立競技場を設計してキャンセルされたザハ・ハディット氏
デザインによるラウンジチェアが置いてあります。同人物のデザインとすぐわかるつくりで、ちょっと感心しました。
http://yoshida.co.th/detail.html?id=764
Rhythm Sukhumvit 44
賃貸人気度A
プラカノン地区ではトップクラスの高級コンド。駅徒歩1分の利便性、豪華の共益施設、天井の高いお部屋‥等条件が揃っているので、家賃も3万バーツ半ば～と高めですが、完成直後から人気は上昇の一途。Skywalkはかなりこの物件にテナントを食われたと見ております。
http://yoshida.co.th/detail.html?id=874
次回はオンヌット地区のコンドミニアムを見ていきたいと思います。
