オンヌット通り築浅高層コンドBLOCS 77

以前日本で不動産業に従事している際に、マンションを購入するお客様から、以下の質問をよく受けました。
「マンション購入したはいいけど、古くなったら建替を出来るのですか?」
現状、区分所有法では区分所有者の5分の4の賛成がなければ可決しない事案でしたので、とてもとても高いハードルでした。
公団のように空地率の高い物件が建て替えしやすい、とはよく言われていました。
昭和50年代は分譲マンションの建設ラッシュだったので、相当数の分譲マンションがあるわけですが、まだ築20年前後であったそれらのマンションを見て、後20年経過して、築40年のマンションが溢れかえったらどうなるのだろう?と当時考えていました。
お客様への返答としては「現在はハードルの高い建て替え基準ですが、実際古いマンションが増えてしまえば、それなりの法律が出来てくると思います。」
曖昧ではありますが、実例数が乏しい以上そう答えるしかありませんでした。
しかし流石日本のやることです。昨年12月に施行された「改正マンション建て替え円滑法」にて内容はここで説明すると長くなるので省きますが、難題もたくさんあると思いますが、読んで字の如く今まで以上にスムーズに建て替えに対する決議が出来るようになりました。
建替をすることで不動産再生となり、価値の再上昇にもつながる可能性のある事案ですので、今まで耳を傾けなかった区分所有者達も、築年数が進むにつれ真剣に考えなくてはいけないと思う方が増えることは間違いないと思います。
先日まで帰っていた日本でも、元同僚、古き不動産仲間、税理士その他の方と会いましたが、口を揃えていたのはオリンピック終了後の不動産価値について、皆様マイナス意見を持っておられました。
円滑に進めば、建蔽率、容積率の緩和、新たな耐震基準をクリアする必要性から鑑みても、より強固な建物が新しい街並みを築いていくことが想定できます。そしてさらに予想できるのは、駅前高層物件は、より容積率緩和で、より高層となり、結果人気が集まり、価格も上昇するのではないでしょうか?そうなるとまた中国人投資家が集まりそうですね。
今回は前回のブログからの引き続きで、オンヌット通りの高層築浅3物件の売り物件の紹介です。
まずは最もオンヌット通りにてオンヌット駅に最も近いBLOCS 77。この中では最も古い物件です。
といっても2012年築の築浅物件です。
価格: 395万バーツ(日本円:1461.5万円6月9日現在)
間取: 1ベッドルーム
所在階: 28階建て10階部分
面積: 40㎡ 

面積は40㎡で、この界隈の1ベッドルームとしては広いタイプとなります。賃料は2万バーツ強、場合によっては2万バーツを下回る場合も有り得ます。2万バーツとしてみれば利回りは6.15%です。
平米単価はほぼ10万バーツとなります。少し前までは200万バーツ中盤の価格で購入できたのですが…。
少し話は変わりますが、以前バンコクに旅人として訪れていた際に、好んで宿泊したのはチャオプラヤ川周辺のリバーヴューの部屋でした。生まれ育った町にも川が近くに流れていたので、そんな環境に慣れ親しんでいるのかとても好きなのです。
BLOCS 77もこの通り側に面するTHE BASEやLUMPINI VILLEもチャオプラヤ川ほど大きくはありませんが、敷地裏に川が流れていて広場を形成しています。BLOCKS 77ではそこにトロピカルガーデンと名づけた広場を設けており、日陰で休んでいたり、パソコンを広げているタイ人を良く見かけます。
tropical_garden
※トロピカルガーデン
バンコクという大都会の中でちょっとした安らげる空間があることも、ストレス社会の中、大切なアイテムですね。
物件の内容としては、タイ最大手ディベロッパーの一つサンシリグループが分譲主であり、この会社、高級感の演出が上手です。他の物件と比較しても価格以上の高級感を感じられます。
総戸数は467戸ありますので日本的にいえば大規模マンションです。ただ異なるのは階層が28階建てとなりますので、日本ではあまり見かけませんね。
周囲に高い建物はありませんので、低層階でも十分に眺望が望めます。
写真集
entrance
※ エントランス
livingroom
※ リビングと寝室の間には可動間仕切りがあります
bedroom
※ 寝室
kitchen
※ キッチン
shower_and_toilet
※ シャワー&トイレ
view
※ 10Fからの眺望
30m_swimmingpool
※ 30Mプール
fitnass
※ フィットネス
物件詳細ページは こちら

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