日本に一時帰国していました

ご無沙汰しております。2週間あまり日本に帰っていました。当初は鋭気を養うつもりでしたが、結局はばたばたしてしまいました。しかしどこかに出かけて早くタイに帰りたいと思ったのは今回が初めてかもしれません。今ではバンコクにいる方が鋭気を養えるような気がします。すっかりタイ人化してきたようです。
大きな地震に2度遭遇しました。震度5弱の揺れのときは、一人居酒屋を楽しんでいましたが、テレビ画面には「巨大地震」と表示していました。それほどの強さは感じなかったのですが、それは震源が深かった為で、そうでなければもっと大きい揺れとなっていたそうです。タイにいると揺れを感じることすらないので、久々に地震というものを感じたのですが、以前は小さな揺れでも怖くてたまらなかったのが、2度とも全く持って落ち着いていました。どうしてしまったの私?という感じでした。
今回の一時帰国は所用も兼ねてでしたが、個人相談会にて何人かのお客様とお会いしてきました。ある税理士の方とお会いした際には、日本人の平均年収が年々下がり続け350万円に近づきつつあり、株価は連日上昇していても、実際の生活にどれほど反映しているのかという話を聞きました。
不動産価格ばかりが上昇し、実際の生活には不況風が吹いていたリーマンショックの時と似通っています。お会いしたお客様の税理士の方にも、何故こうなっているかについて年金問題や国債の件も含めお伺いしたのですが、お酒のせいでするりと頭から抜け落ちてしまいました。でもとても興味深い内容だったので次回また尋ねたいと思います。
今回の帰国は前回から1年以上間が開いてしまったので、変化をいろいろ感じましたが、最も大きかったのは町に外国人が多いということでした。浅草近くに宿泊していたせいもあるでしょうが、電車の切符売り場前にはガイドブックを持った外国人を必ずといってよいほど見かけました。円安の影響もあるのでしょう。たくさんの外国人に自分の国を見てもらうことは嬉しいことですね。
投資については、日本へ行ってみないと感じることが出来なかったと思いますが、海外投資を考えている方の層の広がりを感じました。というのは相談会の予約をいただいた方が、当日知人を連れて来られたり、他にも聞きたい方がいるからと新たな日程を作ったり、日程が合わず会うことは叶いませんでしたが、名古屋在住の方はまた来るのであれば何人か賃貸経営者を集めてくれるとのことでした。
お会いできた方は説明をしていく上で皆様興味を持っていただけたと思っています。
個人相談会といってもその場で物件の販売はせず、実際にタイに来てご覧いただくことがベストなので、来タイいただく日程を取り決めてきました。
バンコクの投資の時期については、色々な言葉を耳にしました。もう手遅れ、バブルは去った等々…マイナスな意見も耳にしますが、どなたも根拠を持ち合わせておらず、聞いた話の上でのことです。それらは押しなべてまだバンコクのコンドミニアム事情を現地にて確認したことがない方々の意見です。耳年増になるのは当たり前ですね。
しかし皆様、根拠に基づいた説明をするとがぜん興味を持っていただき、バンコクへ来ることになりました。やはり百聞は一見にしかずです。
ある程度の内容はブログにて伝えてはいますが、その内容が一つの根拠だとすれば、現地を見ることにより、それが事実かどうかの判断が出来るはずです。またブログでは書けない内容もございますので、是非お問い合わせください。
現在ヨシダ不動産に相談に来られるコンドミニアムオーナーの方の中に、売れない、借り手が見つからない、当初言われたほど価格が上がらない、等の相談が多く寄せられています。その多くは現地を見ないで購入した方たちです。
僕は15年ほど不動産売買に携わってきましたが、物件を見ないで購入された方は一人だけでした。
その方は物件の目と鼻の先に住んでいて内容はわかるから見なくていいという判断でしたが、目と鼻の先にある物件を購入することはよくあることです。そう考えると見ないで購入したこのお客様は特異であったといわざるを得ません。
他にも実際に見なくてもいいという方はいたのですが、やはり強硬にでも物件を見ていただきました。物件を見ないで購入するということは僕から言わせていただければ、とても危険な行為です。
先日のクボタのブログにもありましたが、ご覧いただけたでしょうか、現在計画中のバンコクの鉄道路線図。現在のスカスカの路線図から大幅に変化します。ASEANの中心を担う役割のタイですから新路線の敷設や、インフラ整備には並々ならぬ気概を感じます。(参考記事「バンコクの鉄道建設に見る都市の未来像」
以前はタイに駐在している方は、タイのやることだから本当に大丈夫なの的な声も多かったのですが、実際に進んでいく工事を目の当たりにして、最近ではそれを言う方がいなくなりました。
これが本当に全て整ったらコンドミニアムの価格はどうなっていくのでしょうか?正直想像がつきません。唯一言えるのは、現在ではスクムビット日本人居住区でも200万バーツ前後で購入できる物件があるのですが、その価格での取引は相当築年数が進まない限り、とても難しくなると思います。
昨年ブログでプラカノンや、オンヌット周辺の価格上昇の可能性について書きましたが、その予想を超える上昇曲線となっています。ブログで紹介している物件の多くは、バンコクの中心地となっていくからです。
そしてホームページがスタートしました。まだスタートしたばかりなので物件数は整っていませんが今後どんどん拡大して、しっかりとポータルサイトと名乗れるものにしていきたいと考えています。
ホームページはこちらから
http://www.yoshida.co.th/realestate/

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