値上がりが続くオンヌット周辺調査してきました

よくブログ上にてタイの天気状況を書きますが、ふと気付きました。 「あれ?あまり暑くない。」4月のソンクラーンに向けてどんどん気温が上昇していくのが毎年の恒例行事ですが、昨年は暑いなと思える日々が続き、町中にある温度計を見ると38~39℃の日が連日で、場合によっては40℃超の日も。
ここのところ、その暑さはないなと感じ、温度計を見たところ33℃前後の日が続いています。僕の住むアパートも毎年この季節になると、プールで遊ぶ子供たちの声が響いてくるのですが、今年は静かだなと思っていました。このような日が続くことを願っています。
さて今回はオンヌットのコンド事情についてです。弊社顧客の中では、このあたりを探される方が多いのですが、価格は200万バーツ台から500万バーツほどでしょうか。
案内リストを作ってみると、明らかに昨年に比べて価格が上昇しています
これはまずいと思い、本日プラカノン、オンヌット周辺再調査に出かけてきました。少しだけプロンポンも。
探せばあります。プロンポン1ベッドルーム330万バーツ。因みに築年数は古いのですが、日本人人気物件です。内装はあまり期待していませんでしたが、バスタブ付きでそのバスタブは何とジャグジーでした。
また次回以降で紹介します。
そしてプラカノン、オンヌットと周り、この地区でも人気のある中古物件や新築物件の情報を仕入れてきました。
それもまた次回以降ということで
総論として、オンヌットは熱いといってよいでしょう。
この町の特徴は、大型スーパーのTESCO LOTUSが駅直結であること。偶数側なのですが雨でも濡れずに駅から直行できます。
他の駅を探しても、モール直結はありますが単体のスーパー直結というのは少ないと思います。エカマイ駅直結のGATEWAYにも1階にスーパー“マックスヴァリュー”が有りますが、LOTUS程の規模はありません。
とはいえ、エカマイもGATEWAYができてからというもの、明らかに日本人人気は変化しました。
今までどちらかといえば日本人にはローカルエリアとして見られていたオンヌットですが
① タイ人にとっては都会
② 駅直結のスーパー。奇数側には、駅直結ではありませんが大型スーパーのBigCがあります
③ 駅前新築コンド群
④ タイ人が多く住むシーナカリン方面からオンヌット駅へのアクセスが多く乗降数は沿線随一
⑤ BTS延伸により、より都会になる。現在は中心のアソーク駅から5駅です。
⑥ 駅徒歩2分ほどで大型モールがまもなく完成。
⑦ 増え続ける日本人

以上のように駅前選好型に変化しつつあるタイ人のコンドミニアム購入層の考え方の中、駅直結スーパーがあり、まだBTSが延伸されている事により都会的位置となり、且つ安定賃貸収入をもたらす日本人が増え続けている現状下、不動産価格が上昇する要素は整っています。
日系のレストラン会社の方と話したりすることもあり、今後の動向を知る上で有用な情報を得ています。今まで極端に日本食屋さんが少なかったプラカノン地区ではラーメン居酒屋『毘沙門』、沖縄料理『金城』、しゃぶしゃぶの『秋吉』等の人気ショップを始め、最近開店したお店も名前を忘れましたが、ほぼ毎日満員とのことで、食関連の会社もプラカノン、オンヌットに目を向け始めていますので、今後もっと増えていくと思います。
上記に7項目を記載しましたが
⑧ 日本食関連の充実
これが書けるようになれば、現状の日本人居住区のように更なる価格上昇が見込めると思います。オンヌットに唯一欠けているものです。プラカノンは少しずつ増えてきています。
一つの提案として、オンヌット、プラカノンに日本食レストランを出店されるのであれば、一緒にコンドミニアムを購入する事をおすすめします。自ら出店した店が価格上昇の一因となるかもしれません。
最後にオンヌットの新築事情ですが、その先のプンナウィーティやベーリン方面に比較するとその多くは完成しており、ほぼ完売に近い状態です。完成前のキャンセルが相次いでいる場所もありますが…。
現場主義を貫いてきましたので、現場に行くとたくさんの臭いを感じることができます。そこに関連するタイ人のオーナーや、仲介会社の社長やスタッフたちとの出会い。厭な顔、面倒な対応をされる方はほぼいません。中には真逆の対応をされる方も稀にいますが…。通常はいたってフレンドリーです。そして現場に赴くことにより新たな情報の仕入れができます。不動産は机上の論理よりも、現場だ、ということをつくづく感じます。
次回プロンポンやオンヌット周辺で見つけてきた魅力的な価格の物件を紹介します。

おすすめ