RHYTHM SUKHUMVIT 42(その2)

RHYTHM ブランドのコンドミニアムについて
このRHYTHM SUKHUMVIT 42は、タイ証券取引場に上場している ASIA PROPERTYという会社がディベロッパーで、タイの住居用集合住宅業界においては最大手の一角を成しています。先ずは安心と考えていいでしょう。ASIA PROPERTY社は、RHYTHMのブランド名で既にバンコク内で10件以上の販売を展開しており、共通の特徴として、高層、大型、豪華、駅近好立地、贅沢な共益施設、都会的に洗練された内装、1-2ベッドルームが大半で、小さ目のユニット、富裕層がターゲット…等がキーワードとして並ぶでしょうか。
既にスクムビットにおいても、ソイ50(BTSオンヌット駅)にあるRHYTHM SUKHUMVIT 、ソイ44/1(BTSプラカノン駅)にある RHYTHM SUKHUMVIT 44/1 が近年竣工し、日本人居住者の間でも人気物件となっています。小さ目の間取りなので多くのテナントが単身駐在員となっています。中でもオンヌットのRHYTHM SUKHUMVITは物件が豪華なのは他と同様ですが、家賃が手頃、高速道路へのアクセス良し等の理由から選ばれやすい物件となっています。オンヌットエリアなので他スクムビット中心部の物件と比較して、低めの分譲価格で販売されました。つまり、投資家にとっては実においしい高利回り物件となっているのです。
どのくらい高利回りか?って、知りたいですよね?でも、もうちょっと我慢して、このブログにお付き合い下さい。今後、具体的な利回りに関しても折に触れて説明致しますが、先ずはバンコクのコンドミニアムとは何か?のアウトラインから話に入って行きたいと考えています。適切な投資判断には、様々なアングルでの知識的な成熟が必要と思うからです。
話は戻りますが、このASIA PROPERTY社は、他にもADDRESS、ASPIREのブランド名でRHYTHMとは趣を変えたコンセプトで展開しております。ADDRESSは旗艦物件がソイ28にあり、多くの日本人が居住しており、ご存知の方も多いことでしょう。
さて、RHYTHM SUKHUMVIT 42のモデルルームを見ることにします。先回書いた通り、高層38階建て、全邸470ユニットが完成予定で、間取りの内訳は、1ベッドルームが35平米、45平米、48平米の3タイプ、2ベッドルームが56.5平米、78平米、80平米の3タイプ、となっています。分譲価格は平米単価160,000バーツ~で、既に70%が完売したとの事でした。本当でしょうか? 営業トークとしては、「すごく売れていますよ~。」と言いたいでしょうし、それにタイ人気質を掛け合わせると、半分ほど売れたのかな?と翻訳しておくのが良さそうです。
因みに分譲価格には、ソファー、ダイニングセット、キッチン、ベッド、ビルトインのワードローブ(タンス)等の主要家具が含まれております。家電製品、そしてモデルルームにしつらえてある壁紙は含まれていないので、誤解なきように!又、タイの不動産では、物件の専有面積にバルコニーが含まれるのが一般的です。そこら辺は、日本の不動産事情が異なる点をご留意下さい。
モデルルーム(1) – 1ベッドルーム 48平米

玄関を入ると即キッチン。タイのコンドミニアムでは一般的な仕様で、「タイのコンドミニアムの法則の一つ」として頭に入れておきましょう。「玄関入れば即キッチン」と。キッチン脇には洗濯物干し用の小さいバルコニーがあります。洗濯機もここに設置するのがデフォルトプランのようで、水栓も備わっています。実はこの洗濯物干しバルコニーは大きな威力を発揮します。
物干し用バルコニーのあるキッチンスペースほか
リビングにはもう一つ大きめのバルコニーがあるのですが、ここに洗濯物を干すと美しい眺望が阻害されます。又、来客があった時にも気になりますね。私としては素晴らしい設備の一つとして賞賛していますが、「そんなの大したこと無いだろ、大げさに言うな!」との声も聞こえてきそうです。でもこういったライフスタイルへの配慮は、得点を付与したいものです。キッチンに備えられている電気コンロは2口のみ。一人住まいを想定しているので、これでいいのでしょう。キッチン横にはダイニングがあり、椅子は2脚。これも納得です。リビングには、2人掛けソファーとコーヒーテーブル、その前にはテレビボードが備えられております。収納面は若干不足気味でしょうか?リビングのスパンは2.5メートル程で十分な許容範囲で快適でしょう。バルコニーは小さ目のテーブル、椅子を置くぐらいには対応可能で、高層階であればバンコクのパノラマを堪能しながら、コーヒーやらワインやらを贅沢な気分で楽しめそうです。



ベッドルームも十分な広さで、大ぶりのビルトインワードローブが備え付けられています。大量の服飾類は収納可能ですが、海外単身者には必須のスーツケースを入れるのは難しいかも。因みにバスルームはシャワーのみで、珍しくトイレとは引き戸で仕切られています。シャワーの横は直ぐ便器が海外では一般的ですが、これはいいですね。落ち着いた安息のひと時がおくれそうです。このトイレには、玄関付近からも別のドアで入れますので、来客時にはとても便利。そう、皆様も感じ始めているように、この部屋は生活動線の配慮が行き届いた素晴らしい間取りとなっています。
もう一つのモデルルームである2ベッドルームは、次回に紹介いたします。

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