吉田不動産グループについて

こんにちは。ヨシダ不動産の吉田です。
バンコクで不動産賃貸仲介業を始めて早3年。当初は僕を含めて3人の小所帯で滑り出し、徹底した顧客サービスを生真面目に実践したところ、順調に業績を伸ばすことができました。支えて頂いたお客様には本当に感謝。信用してお部屋の賃貸を任せてくれた家主の皆様にも感謝。そして、僕のような人間を信じて付いて来てくれた社員の皆にも感謝です。
昨年暮れには業界30年のパイオニア“小林株式会社”の全事業譲渡を受け、オフィスを移転。この会社のターニングポイントとなりました。現在では、役員・社員は総勢40名を数え、ちょっとした中小企業と相成り、自分でもびっくりです。顧客本位のベストサービスを旗印にこれからも尽力する所存です。

吉田グループについて簡単に説明しておきます。
吉田ホールディングス(Yoshida Holdings Co., Ltd.)
持ち株会社です。グループ内にある3社の株を所有。
吉田不動産(yoshida co., ltd.)
住居、オフィス、工場用地等の不動産の賃貸、売買の仲介。
小林株式会社(Kobayashi Co., Ltd.)
住居用不動産の賃貸仲介。
小林コンサルタント(Kobayashi Consultant Co. Ltd.)
会社設立等の法務コンサルタント、法務関連・タイ語習得等の書籍発行、J-HOMEテレビの代理店。
吉田不動産と小林株式会社の住居用不動産の業務は重複しておりますが、小林の事業譲渡を受けた際に、既に数千人に及ぶお客様がいらっしゃった事もあり、お客様に不安と動揺を抱かせる事は不適当、と考えそのまま継続するに至っております。
さて前置きが長くなりましたが、このブログは「タイの不動産投資」がテーマとなります。既に吉田・小林の2社における賃貸実績は、新規・更新を合わせると年間3,000件程となります。それに伴い、「コンドミニアムを買いたいのですが…」といったお客様からのお問い合わせも日々頂くようになりました。従来は片手間に行っていた売買仲介ですが、今後は本格的に参入する事にしました。実は、賃貸仲介よりも売買仲介が本職でした、というばりばりの営業マンが社内におり、「何でもっと売らないの?」と幾度と無くせっつかれた事も、この本格参入決断の背中を押しました。確かに売買仲介をもっと積極的に扱えば、販売仲介したお部屋を管理⇒ご要望に応じて賃貸へ⇒既存のお客様に賃貸物件として紹介、が可能になります。それにより、購入したお客様には部屋の家賃収入、賃貸希望のお客様にはより広い賃貸物件の選択肢、をご提供できるようになります。「そんなの不動産屋として当たり前だろ。」と言われるとお恥ずかしい限りではあるのですが… でも読者の皆様、バンコクの日系不動産業者には実際そのような会社は他に存在しておりません。ほとんどは賃貸の方の仲介業者ですが、大規模に販売を行っているところはどこにもありません。又、片手で数えるほどしかない販売仲介の専業者では、賃貸仲介業務は行っておりません、と言うか、やっていると言うものの実績はありません。ですので、吉田不動産として本格参入することにより、売買・賃貸双方を大規模に展開する初めての日系不動産業者の誕生となるのです。特に投資目的のお客様で、購入したら賃貸に出したい、きれいに部屋を使ってくれる日本人のテナントを付けて欲しい、といった方には、弊社が大きくお役に立てるものと確信致します。
営業面においては、年内にアップする予定の販売ホームページを見て頂く事と致しまして、このブログページでは、バンコク・パタヤ・シラチャ地区のコンドミニアム販売物件、タイの不動産の特徴、不動産マーケット状況、売買に伴う税金と法務関連事項等を紹介して行こうと考えています。
僕自身は「販売のホームページがあればブログなんかいらないだろ。」とか「変な広告が入ってくるページは商売上不適当では?」とか「日本のちゃんとした不動産屋はブログなどやってないよね?」とか言いながら、ブログ開始には後ろ向きだったのですが、「大手ならまだしも、中小や新興企業は、ブログページで知名度アップに鎬を削っているのですよ。」とか「販売ページだけで四角四面にやっていればいいと言う時代では無い。」等と説得され、多数決で負ける形でこのブログの開始に至ったのが背景です。その背景もさることながら、実は僕自身が筆不精、出不精の体たらくといった具合です。ですので、僕も一生懸命書きますが、今後は、先述したばりばりの販売営業マン、その他幹部社員、役員にも登場を願う事にしました。「開始早々逃げ口上かよ。」と言った声が聞こえてきそうですが、その方が現場の最前線の本音等が露出し、もっと読み応えのあるページができるものと思っています。
それでは今回の冒頭あいさつはこれぐらいにさせて頂きまして、次回からは「タイの不動産投資」の具体論に入って行きたいと思います。お楽しみに!

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